京都市主催による京都創生事業「京あるきin東京2017」の一環として、「京都の大学による特別講座」を東京の京都造形芸術大学外苑キャンパスにおいて3月3日~5日の3日間実施され、今回も本学から参加をいたしました。
京都華頂大学からは、現代家政学部の川島智生教授より京都の昭和初期に建設された小学校校舎の歴史的建造物の特性を生かしミュージアムなどに活用されている建築的な魅力を読み解き、なぜ立派な建物ができ、使用され続けているのかを学区制という京都独自の地域制度と関連づけたお話をされました。
また、華頂短期大学からは、歴史学科の新矢昌昭准教授より幕末の京都の民衆は、どのように当時の社会を見ていたのか、民衆と政治を主導していた人々の関係はどのようなことが言えるのかを社会意識をキー概念として、民衆側から幕末までの京都を考えたお話しをされました。
両講座とも数多くの方にご参加いただき盛況に終えることができました。ありがとうございました。