京都華頂大学

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【授業のひとコマ】食物栄養学科―食品衛生学実験

硝酸2食物栄養学科の実験・実習を紹介します!

今回は3回生「食品衛生学実験」の授業のひとコマをお届けします。
食品衛生学実験では食品の安全性や衛生管理に必要な分析の方法を学んでいます。

今回はミネラルウォーター、水道水、校舎前を流れる白川のお水を使って水質検査の実験を行いました。水質の指標としてアンモニア性窒素・亜硝酸性窒素・硝酸性窒素・残留塩素などを測定し、どの検体がそれぞれどのお水に相当するのかについて考察しました。

 

試薬と反応後、亜硝酸が含まれるとピンク色に、硝酸が含まれると青色に変化します。

既知の濃度の溶液も反応させ、吸光度から検量線を作成してそれぞれの濃度を求めました。今回の検査項目からは、白川の水はとてもきれいであることがわかりました。水質がきれいに保たれているおかげで6月になると蛍をみることができるのですね✨

今回は一度に4つの実験を行いましたが、コミュニケーションを取りながら協力して実験結果を得ることができました!次回はパンを使用して水分活性に関する実験を行います。春学期も残り半分、頑張ります!

硝酸3 検量線