本学では、文化に関する専門的知識によって社会に貢献する人材育成を目指して、令和7年度に「日本文化学部」の設置を予定しています。本年度は、新学部着任予定の教員による公開講座を開催し、地域社会へ生涯学習の機会を提供するとともに活性化に貢献したいと考えております。
7月13日(土)は、本学の「華頂ホール」にて3回目の講座を開催いたしました。
今回は、講座の前にオープンキャンパスのプログラムである綾傘鉾の棒振囃子の演舞を鑑賞していただきました。その後、本学現代生活学部食物栄養学科の塩田二三子教授により、京都の夏になくてはならない食材の一つである鱧。なぜ古くから鱧が好んで食されたのか、その不思議について、様々なデータを使いながらお話しいただきました。アンケートでは『鱧料理のゆかりやうま味、歯ごたえの仕組みなどデータをもって説明いただきわかりやすかった』『興味あるテーマだったので、知らない知識も得ることができてよかったです』『普段何気なく食べている魚について興味深いお話を聞けました』などの意見を頂戴しました。
◆日 時:令和6年7月13日(土)14:30~16:00
◆テーマ:「祇園祭りと鱧料理」
◆講 師:京都華頂大学現代生活学部食物栄養学科 教授 塩田 二三子 (令和7年度より日本文化学部教授就任予定)
4回目の講座は、令和6年8月25日(日)14:30より「藤原道長がめざした世界-願文を読む」( 講師:華頂短期大学総合文化学科教授 工藤美和子)を講座のテーマとして開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。
※次回の講座は8月25日(日)です。
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