京都華頂大学

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【授業のひとコマ】食物栄養学科「応用栄養学実習」

3回生の応用栄養学実習の内容の一部を紹介します♪

今回は、高齢期の栄養管理と食事について学びました。
高齢者は、加齢に伴い食事機能が低下し、食べ物を噛む力や飲み込む力が衰えてきます。
また唾液の分泌も減ることから、口の中で食べ物をまとめることが難しく、
食べた物が誤って気管に入ってしまうことがあります。
そのため、とろみをつけたり形態を調整したりして食べやすくした嚥下(えんげ)食などがあります。

今回は、スーパーなどで購入しただし巻き卵やおでん、たこやきなどの惣菜をミキサーにかけ、ゲル化剤を用いて成形しました。
また、普通食に近い見た目になるように、おでんのこんにゃくには線を入れたり、
ハート形の型で固めて可愛くアレンジをしたりしました。



高齢者の目線に立ち、味や見た目、舌触りや飲み込みのしやすさなどの評価を行いました。

ミキサーとゲル化剤だけで、おうちでも簡単に嚥下食が作ることができることが分かりました!