食物栄養学科1回生の調理実習のひとこまをご紹介します。
今回は、コンソメジュリアン、ハンバーグステーキ、季節のサラダの3品を作りました。
「コンソメジュリアン」とは、フランス語で「細く千切りにした野菜を使ったスープ」という意味。
野菜の甘みと旨味が溶け込んだ、優しい味わいのスープです。 ハンバーグ作りはもちろんのこと、添えるブラウンソースも一から手作りしました。
バターと小麦粉を焦がさないようにじっくり炒め、小麦色から茶色に変化したところでスープストックを少しずつ加えて仕上げます。
このスープストックには、鶏がら・にんじん・たまねぎ・セロリ・にんにくをじっくり2時間以上煮込んでとった本格的なだしを使用します。
素材の旨味がギュッと詰まっていて、ソースの味に深みが加わります。
実習は、みんなで役割分担し、協力しながら料理を作っていきます。
手順を確認し合ったり、作業を助け合ったりしながら、楽しく学びのある時間を過ごしました。
1回生春学期には調理の基本をしっかり学んで、秋学期には行事食やおもてなし料理をつくります。
3回生で100食をつくる給食経営管理実習にむけて、しっかり技術を身につけていきます。
出来上がった料理は、どれもとっても美味しかったです。