京都華頂大学

京都華頂大学

日本文化学部

日本文化学部

【 日本文化学部の設置認可について 】

2025年4月の開設を目指している日本文化学部について、文部科学省の大学設置・学校法人審議会から設置認可を「可」とする旨の答申が公表されましたことを、お知らせいたします。

詳細は文部科学省ホームページをご覧ください。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/daigaku/toushin/attach/1420729_00018.htm

なお、入試日程や募集要項等については認可書が到着次第、順次本学ホームページ等でお知らせいたします。


オープンキャンパスでの取り組み

京都華頂大学・華頂短期大学のオープンキャンパスは「日本文化学部(仮称・設置認可申請中)開設記念イベント」を併催します。

写真をクリックすると詳細をご覧いただけます。



日本文化学部の概要

  • 本学は、有名な寺社仏閣が多く、室町時代には東山文化が花開いた地、浄土宗総本山である知恩院に隣接しており、日本文化を学ぶ最適な場所にあります。京都は世界の人気観光地でも常に上位にあげられますが、その歴史は東洋・西洋の多種多様な文化を取り入れ、共存しながら発展してきたものと言えます。
  • この立地を生かした多くの体験型授業を通じて、日本文化に触れ、興味関心の幅を広げ、自分の好きな分野を思う存分学ぶことができるのが日本文化学部です。京都を舞台に京都文化・地域文化・生活文化・和食文化・歴史文化・表現文化などからなる学生参加型のカリキュラムによって、「文化」に深く触れていきます。
  • 日本の文化を学び、発信する力を身につけ、卒業後は一般企業、公務員をはじめとする進路が予想されます。①中学・高等学校教諭一種免許状(国語)・②学芸員・③図書館司書の3つの資格養成を予定しており、それぞれの分野で活躍することができます。
  • (1) 学部・学科名称

    日本文化学部・日本文化学科

  • (2) 開設場所

    京都府京都市東山区林下町3-456

  • (3) 入学定員

    40名(収容定員160名)

  • (4) 設置年度

    2025(令和7)年4月1日

教員(就任予定者)

※ 記載している職位や担当科目名は全て予定です。今後内容が変更することがあります

カリキュラム

※今後内容が変更することがあります

日本文化学科 3つのポイント

  • POINT 1

    文化の都・京都を舞台にした学生参加型の学び

    京都の中心に近い本学の立地を活かした体験型授業を豊富に用意。京都を舞台に歴史、表現、地域、和食、現代のアプローチから演習やフィールドワークなど実体験をとおして学ぶカリキュラムが特長です。

  • POINT 2

    日本文化を触れて学ぶ最適な立地と環境

    本学のキャンパスは通学と学修に便利な5駅4路線のマルチアクセス。日本文化の中心地である京都の文化財・文化資源をみて、触れて、感じることができる主体的・対話的で深い学びを展開していきます。

  • POINT 3

    伝統文化の継承と新しい文化との調和を大切にする人づくり

    日本文化を学ぶということはその文化の価値を継承、創造、発展していく新しい文化創造に寄与する力を養います。文化の多様性が求められる業界や文化を活かした新たな産業復興への進路が期待できます。

3つのポリシー

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

  • (知識・技能)
    • ①語学や社会学、健康科学などの幅広い教養を身につけ、多文化を相互に理解し、多様な価値観を尊重することができる。
    • ②日本の宗教文化や芸能文化及び文学に関する知識を有し、思想と言語表現の成り立ちが理解できる。
    • ③京都文化や和食文化に関する知識を有し、地域社会の変化に対応する的確な分析力を有している。
  • (思考力・判断力・表現力)
    • ④文化に関する諸課題を解決するための実践的なコミュニケーション能力と発信力を有している。
  • (主体性・協働性)
    • ⑤生涯にわたって自律的に問題意識をもち、社会に貢献するために他者と協働することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

日本文化学科では、次の方針に基づきカリキュラムを編成する。

    • ①総合科目は、建学の精神を学び学習の基盤を形成するために、「ブッダの教え」「法然上人の思想と生涯」「総合基礎演習Ⅰ」「総合基礎演習Ⅱ」の4科目を必修科目とする。
    • ②基本科目は、幅広い教養を身につけ、多様な価値観を尊重する豊かな人間性を涵養するために、語学・スポーツ科学・人権・情報の科目を配置して必修科目とするほか、自然科学・社会学・人文学・キャリア形成等の科目を配置する。
    • ③学部基幹科目は、日本文化の基礎的知識を修めるために、「日本文化総論Ⅰ」「日本文化総論Ⅱ」「国文学概論」「日本史概説」の4科目を必修科目とする。
    • ④学部必修科目は、日本文化の専門的知識やコミュニケーション能力、問題解決能力を修めるために、「地域文化論」「京都文化論」「キャリア教育」「文献講読」「日本文化学演習Ⅰ」「日本文化学演習Ⅱ」「卒業演習」を必修科目とする。
    • ⑤選択科目は、日本文化の専門的知識を基に、新たな文化の創造に寄与する分析力や総合的な思考・判断力を培うために、歴史文化、表現文化、京都文化、地域・和食文化、現代文化等の各科目に加え、関係の演習授業やフィールドワーク等実践型の科目を配置する。

    • 学修成果は、シラバスで学生に明示する各科目の学位授与の方針との関連、評価方法、評価基準に基づき、筆記及び実技試験に加え、レポート、発表を含めた多角的かつ客観的な評価を行う。 養成する人材像、ディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーの各項目との相関については、添付の「養成する人材と3つのポリシーの相関図」において確認できる。さらに、それらと実際のカリキュラムの整合性については、学びの配列、学年進行、特色に応じて配置しており、その全体については、「カリキュラム・マップ」において確認できる。

入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)

日本文化学科は、学位授与の方針に定める人材を養成するため、高等学校等における学習や経験を通じて、次のような基礎的な知識、思考・判断力、表現力等により主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を身に付け、自ら課題を発見し、探求しようとする意欲ある者を受入れるものとし、多様な選抜方法を適切に実施する。

  • ア. 知識・理解
    • 高等学校等の教育課程を幅広く修得し、学科の専門分野の修学に必要な国語と、社会もしくは外国語の基礎的な知識を理解している。
  • イ. 思考・判断
    • 自ら学ぼうとする学修意欲を持ち、探求心によって身に付けた知識・技能を基に、論理的に考え、協調性をもって他者へ客観的に説明しようとすることができる。
  • ウ. 関心・意欲・態度
    • 日本文化を探求する関心を持ち、歴史、言語、芸術、食、観光など幅広い地域の文化を理解する意欲にあふれ、その課題解決に向けて主体的に探求し、最後まで取り組むことができる態度を有している。
  • エ. 技能・表現
    • 他者と積極的に関わることができ、他者に対して自分の考えを口頭・文章等によって表現することができる。

[将来の進路イメージ]

公務員、出版・マスコミ、旅行社、ソフトウェア関連の情報産業、民間企業の事務職をはじめ、食品関連企業、伝統産業に携わる企業(文化関連企業、伝統産業)、寺院関連業といった文化の多様性に対応できる様々な業界・職種をめざすことが期待できるとともに、取得資格を活かして中学校・高等学校の国語教員、図書館司書、博物館や美術館などの学芸員として活躍することも期待できます。

開設までのスケジュール案

  • ●2024(令和6)年3月 文部科学省に設置認可申請書を提出
  • ●2024(令和6)年10月 文部科学省より認可通知書を受理
  • ●2025(令和7)年4月 開設(予定)

設置計画は予定であり、内容が変更する場合があります

【本件に関する問い合せ先】京都華頂大学 入学広報課

電話:075-551-1211 メールアドレス:nyugaku@kyotokacho-u.ac.jp