11月26日(土)、本学調理実習室において華頂短期大学附属幼稚園の園児・保護者の皆さんをお招きして、親子クッキングを
開催しました。
2016年4月、京都華頂大学現代家政学部に食物栄養学科が開設され、その管理栄養士の卵たちが考えた今年のテーマは、「作って楽しい、食べておいしい親子クッキング~かぼちゃとさつまいもでお菓子をつくろう~」。
一人でも多くの子どもたちが楽しめるメニューにしようと、食物アレルギーの三大主要原因食品のうちの2つ、卵と小麦を使わない間食のメニューを考えました。何度も試作を繰り返して、「サツマイモたっぷりのふわモチ蒸しパン」、「スイートパンプキン」、「カボチャプリン」の三品のメニューを作り上げました。
当日、親子クッキングで作ったのは、蒸しパンとスイートパンプキン。カボチャプリンは、学生たちがつくったものを食べてもらいました。
学生の司会進行のもと、まずは子どもたちに、「赤、黄、緑の食品群からしっかり食べよう。」と、パネルシアターを使って説明しました。始まった途端に子どもたちは、パネルの前に集まり、学生の説明に興味津津の様子でした。調理が始まり、子どもたちは、さつまいもを切ったり、カボチャのマッシュを思い思いの形に仕上げたり、そして待ちに待った試食と、笑顔いっぱいで2時間を過ごしてくれました。
2時間という短い時間ではありましたが、参加者の皆さんに楽しんでもらおうと、ここまでに長い時間をかけて学科全員で準備を進めてきました。元気いっぱいの子どもたちに戸惑いながらも、その元気をもらいながら学生たちでやり遂げました。
こうすればよかったな、という反省など、いろんな思いを持って終えました。その思いを次回に繋げていき、地域に貢献できる素敵な管理栄養士を目指していきたいと思います。