京都華頂大学

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【授業のひとコマ】こども生活学科「保育内容(造形)表現」

こども生活学科2回生の授業の様子をご紹介します!

今回は、パスを使って「海の中」を描く活動を行いました。
園からみんなで水族館に行ったことを想定し、
楽しかったこと、すてきだったことなどを子どもになって出し合いました。
海の音や色を想像しながら笑顔いっぱいの導入となりました。

活動が始まると、学生たちは思い思いの色のパスを使って、横に線を描き始めました。
指やティッシュでこすることで「ふんわり感」を楽しむ学生もいました。
パスを重ねる音が波のように響く中、学生たちはとても集中して取り組んでいました。
「なんか癒やされるわ。」と話す学生もいて、描くことが心を静かにする時間になっていたようです。

海ができあがると色画用紙を切って魚などをつくり、貼り付けていきます。
色画用紙を折りたたんで切ることで同じ魚をたくさんつくったり、
繋がっている魚をつくったりして楽しむ学生もいました。

出来上がった作品は外に出て、水族館の大きな水槽のように並べました!
青い海、カラフルな魚たち、クラゲ、ヒトデ…表現に「正解」はなく、
自分の感じた世界をのびのびと描くことの大切さを改めて感じました。

今回の活動では、指導法をあれこれ考える前に「描く楽しさ」を
体でたっぷりと味わうことができたようです。
保育者として子どもに造形表現を伝える前に、自分自身が表現を楽しむことがとても大切です。
海の絵を描きながら、学生一人ひとりがそのことを自然に体験できた授業になりました。

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