京都華頂大学

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産学連携プロジェクト ㈱京都西川にて企画提案(プレゼン)を行ないました-第2回-

パッケージについて打ち合わせ(10月)

パッケージについて打ち合わせ(10月)

本学現代家政学部1回生が、今年も㈱京都西川との産学連携プロジェクトに取り組んでいます。
今年度は、学生が行なった「布団カバーをプレゼントに」という企画提案を、フリース布団カバーを用いて具現化する活動を実施してきました。
アンケート調査に基づいて、若い女性がフリース布団カバーをプレゼントするなら「家族」に贈りたいと考えていることを明らかにし、プレゼント仕様のパッケージを提案しました。

 

華頂祭で販売(10月)

華頂祭で販売(10月)

 

10月の華頂祭では、学生がデザインしたパッケージを用いて、フリース布団カバーを「プレゼント」としてテスト販売しました。また、ブースを訪れた人に対してモニタリング調査を行ない、あわせて、華頂祭来場者に広くアンケート調査を実施しました。
アンケートでは、どのようにして売り出せばフリース布団カバーをプレゼントとして使ってもらうことができるのか、消費者がプレゼントとして布団カバーを買う時に何を重視するのかを調査しました。

 

プレゼン資料の作成(1月)

プレゼン資料の作成(1月)

華頂祭終了後、何度も集まってモニタリングとアンケート調査の結果の分析を行ないました。
そして、分析結果と学生の提案から成る報告書を作成し、2014年2月14日に、㈱京都西川本社において企画提案を行ないました。

 

 

2月14日の企画提案

2月14日の企画提案

報告書は2部構成で、第1部では、アンケート結果を数値化し、クロス集計からデータを読み取り、モニタリングで得た声も取り入れて考察をまとめました。第2部では、若い女性を引きつけるためには、商品の陳列やキャッチコピーなどの売り場の演出、カタログでの商品の見せ方、パッケージデザインのコンセプトなどが重要であることを、具体例を示しながら説明しました。
学生は、「生活用品」として販売されてきた布団カバーを、「プレゼント商品」として強くアピールすることの重要性を主張し、その時に重視することや販売促進のための工夫について提案しました。

2月14日の企画提案

2月14日の企画提案

 

㈱京都西川の社員の方に向けてのプレゼンで、学生は大変緊張しましたが、自分たちの主張をきちんと伝えることができました。
産学連携プロジェクトは、学生が社会の現場と接することができる貴重な機会です。今後、この活動がどのように展開していくのか楽しみです。