京都華頂大学

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教員紹介【工藤 美和子 教授】

教員名 工藤 美和子(くどう みわこ)
職名 教授
学歴 佛教大学大学院文学研究科仏教文化専攻博士課程修了
学位 博士(文学)
担当教科 総合基礎演習Ⅰ
総合基礎演習Ⅱ
京都の歴史
日本文化総論Ⅱ
専攻・専門分野 日本史学/日本仏教史

【保有免許・資格】
中学校教諭一種免許(国語)・高等学校教諭一種免許(国語)
高等学校教諭一種免許(書道)・図書館司書・学校図書館司書教諭
研究テーマ・内容 願文からみる日本仏教史/浄土宗の信仰史
日本へ仏教が伝えられて以降、人々や社会がどのように仏教を受容したのか、仏に何を願い実現しようとしたのかという信仰の変遷について研究しています。

\こういう研究・授業をしています/
授業では日本の歴史や文化関係を担当しています。また、奈良時代から鎌倉時代の仏教、とくに過去に生きた人々がどのような願いもって仏教を信仰したのかについて研究しています。
歴史や文化の勉強はすぐには答えが出るものではありませんが、過去の人々の声に耳を澄ませ、過去と現代という時を超えたコミュニケーションを日本文化で学んでいきましょう。
所属学会 仏教史学会/日本印度学仏教学会/日本仏教綜合研究会/日本宗教文化史学会
学外活動 日本宗教文化史学会評議員、佛教史学会委員
研究業績:著書 『平安期の願文と仏教的世界観』(思文閣出版、2008年、単著、352ページ)
「賢者の王国 愚者の浄土―日本中世誓願の系譜』(思文閣出版、2019年、単著、250ページ)
「『日本三代実録』の願文にみる仏教思想」(宮﨑健司編『日本古代中世の社会と宗教』法蔵館、2025年、共著、103~124ページ)
研究業績:論文 「鎌倉期の願文にみる女性の浄土信仰」(『印度學佛教学会』第70巻第2号、2022年3月、610~617ページ)
「平安貴族における利他表現―「兼明親王「供養自筆法華経願文」―」(『印度學佛教學研究』2023年3月、629~636ページ)
「東国武家社会と女性の仏教的役割ー「ゑんさい願文」を中心に」(『佛教文化研究』第67号、2023年6月、73~85ページ)
メッセージ 苦しいことや不安があるからこそ、人は幸せとは何かを知ることができます。学生生活も同じです。学びの旅を恐れず一緒に進んでいきましょう。

学部学科・専攻