教員名 | 柿本 真代 (かきもと まよ) |
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職名 | 准教授 |
学歴 | 京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学 |
学位 | 博士(文学) |
担当教科 |
総合基礎演習Ⅰ 総合基礎演習Ⅱ 文献講読 卒業演習(論文を含む。) 教職実践演習(幼・小) 教育実習事前・事後指導(幼・小) 教育実習Ⅰ(幼・小) 教育実習Ⅱ(幼・小) 子どもの国語(書写を含む。) 小学国語・指導法 幼児と言葉 |
専攻・専門分野 | 児童文化史 |
研究テーマ・内容 | 絵本や児童雑誌など、子どもの読み物の歴史を研究しています。
\こういう研究・授業をしています/ 日本の子どもの本とその歴史について研究しています。 |
所属学会 | 日本児童文学学会/ キリスト教史学会 等 |
学外活動 | 国立歴史民俗博物館共同研究員/明治学院大学キリスト教研究所協力研究員/日本児童文学学会理事 |
研究業績:著書 | ・桝居孝編著『日本最初の少年少女雑誌『ちゑのあけぼの』の探索:鹿鳴館時代の大阪・京都・神戸』(かもがわ出版、2011年)分担執筆 ・田中祐介編『日記文化から近代日本を問う:人々はいかに書き、書かされ、書き遺してきたか』(笠間書院、2017年)分担執筆 ・田中祐介編『無数のひとりが紡ぐ歴史:日記文化から近代日本を照射する』(文学通信、2022年)分担執筆 ・柿本真代『児童雑誌の誕生』(文学通信、2023) ・和田 敦彦・柿本 真代・河内 聡子・新藤 雄介・田中 祐介・中野 綾子・西尾 泰貴・森山 祐子『明治期書店文書:信州・高美書店の近代〈出版流通メディア資料集成(五)〉』(金沢文圃閣、2017年)解題 ・赤い鳥事典編集委員会編『赤い鳥事典』(柏書房、2018年)項目執筆 ・大阪国際児童文学振興財団編『ひとりでよめたよ!幼年文学おすすめブックガイド 200』(評論社、2019年)項目執筆 ・松山高吉史料選集編集委員会編『松山高吉史料選集』第三巻(かんよう出版、2022年)翻刻 |
研究業績:論文 | 「「正直に有りのまゝ」綴るということ:明治期の子どもの日記とその指導」『現代思想』 52(5) (青土社、2024年)116-129頁 「戦後日本におけるディズニー絵本の受容」『研究紀要』68(京都華頂大学・華頂短期大学図書館委員会、2023年)1-11頁 「「少年文学」叢書と口絵・挿絵の制作」『大阪国際児童文学振興財団研究紀要』36(大阪国際児童文学振興財団、2023年)1-18頁 「絵本にみる母親像・父親像とその変容:翻訳絵本と比較して」『研究紀要』66(京都華頂大学・華頂短期大学図書館委員会、2021年)1-12頁 「ハイブリッド型授業における教育実習事前指導についての一考察:ICTの活用を中心に」『京都華頂大学・華頂短期大学教育開発センター研究報告書』8 (京都華頂大学・華頂短期大学教育開発センター、2021年)15-22頁 「少年少女雑誌と日記帳 : 博文館・金港堂・実業之日本社を中心に」『大阪国際児童文学振興財団研究紀要』34 (大阪国際児童文学振興財団、2021年)13-32頁 「近代日本におけるキリスト教児童文学の受容 : Peep of Dayシリーズの翻訳をめぐって」 『キリスト教社会問題研究』68(同志社大学人文科学研究所、2019年12月)61-89 頁 「明治期の少年雑誌と読者たち:『少年園』『小国民』の書き入れをめぐって」『仁愛大学研究紀要 人間生活学部篇』8(仁愛大学、2017年3月)59‐69頁 「『少年園』における西洋文化の受容:『セント・ニコラス』との関係を中心に」『大阪国際児童文学振興財団研究紀要』28(大阪国際児童文学振興財団、2015年3月) 「『よろこばしきおとづれ』:児童雑誌の源流」『キリスト教社会問題研究』61(同志社大学人文科学研究所、2013年1月)67‐90頁 「二宮金次郎と「負薪読書」図 :近代日本における「模範的人物」像の形成」『国際児童文学館研究紀要』25(大阪国際児童文学館、2012年3月)1-16頁 「総合的児童雑誌『ちゑのあけぼの』の誕生 : 近代日本における西洋児童文化の受容とキリスト教」『児童文学研究』44(日本児童文学学会、2011年)1-14頁 「初期同志社英学校に学んだ真鍋定造の軌跡 : 伝道師から児童雑誌の編集者へ」『新島研究』(同志社社史資料センター、2011年2月)113-134頁 |
メッセージ | どんな絵本や児童文学が子どもにとって本当に「よい本」なのか、それらがつくられた歴史的背景や社会情勢にも目をむけながら一緒に考えていきたいと思っています。 |