京都華頂大学

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第8回華頂公開講座(2回目)平成28年11月12日開催報告

img_280011月12日(土)に本学華頂ホールにて第8回華頂公開講座を開催いたしました。
2回目となる講座は、本短期大学の非常勤講師 井上ひろ美 氏を講師として、法然上人の一周忌に制作された彫刻の阿弥陀如来像(重要文化財)が滋賀県の玉桂寺から浄土宗に譲渡され、何百年もの時を経て華頂の地へ戻ってきた経緯、また形状、構造なども写真を見ながらわかりやすく説明していただき、本来の制作の意図、その後歩んだ道のり、現在に至るまで、阿弥陀如来様に対する人々の思いが伝わり、とても興味深い講座となりました。
◆日 時:平成28年11月12日(土)13:00~14:30
◆テーマ:「旅する仏像~華頂地へ戻った阿弥陀如来~」
◆講 師:華頂短期大学 非常勤講師 井上 ひろ美 氏

今年度の華頂公開講座は、昨年度に引き続き本学が位置する知恩院を中心とした浄土宗の教えや歴史的事象を取り上げ「華頂誌界隈史談」をテーマとし、キャンパス周辺の地誌に関して歴史的、文化的、地理的、社会的考察を通して、多くの関心を持っていただきたいと6回に亘り実施しております。
次回3回目の講座は、平成28年12月17日(土)13:00より「知恩院の歳末行事~仏名会と御身拭い式~」(講師:佛教大学 歴史学部 教授 今堀 太逸 氏)をテーマとして開催いたします。

※次回の講座は12月17日(土)です。
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