今回は、現代家政学科３回生の「小学国語・指導法」の授業をご紹介します。

この授業は小学校教諭をめざす学生のための科目で、グループごとに約30分間の模擬授業を行うことで、指導力を実践的に身に付けていきます。

この日は、5年生の「漢字の成り立ち」の授業が行われました。漢字の分類を覚えこませるのではなく、原理を発見しながら学ぶ授業展開にするため、漢字のクイズブックをつくる活動が取り入れられています。板書も工夫されていますね。

座っている学生は児童役、立って記録をしている学生は参観する教師の役です。

授業後には、板書はどうだったか、身に付けたい資質・能力は明確だったか、言語活動は適切だったかなど、教師役・児童役それぞれの立場から意見交換が行われます。アドバイスや指導案の添削をもとに改善点をみつけ、来年5月の教育実習を目指して修正していきます。