今週紹介するのは、3回生春学期に実施する食品学実験Ⅱです。この実験は、2回生で学ぶ食品学実験Ⅰを踏まえて行う授業です。
食品成分の化学反応による変化や食品に起こる現象について、実際に食品を用いて実験を行っています。
今回は、たっぷりと3つの実験を行いました!
アミノ・カルボニル反応を利用した「たい焼き・白いたい焼き」やペクチンを使ったジャムの実験、酵素的褐変反応を利用した「お茶」の実験です。
「たい焼き・白いたい焼き」の実験では、それぞれの生地成分の特徴からアミノ・カルボニル反応の褐変について学びます。どうして白くなるの?どうして色がつくの?そのなぜ?をしっかり学びました。
「ジャム」の実験では、異なるペクチンを使って2種類のジャムを作成しました。ペクチンの違いによって、構造や固まり方には違いがあることがわかりました。
「お茶」の実験では、紅茶・ウーロン茶・プーアル茶の3種類を試飲します。
プーアル茶は独特な味でしたが、それぞれの味の比較や緑茶との製造工程の違いから、発酵茶について理解が深まりました。
グループでコミュニケーションをとりつつ、協力して実験がんばります!