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京都華頂大学

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【授業のひとコマ】食物栄養学科 実験・実習の紹介(臨床栄養学実習Ⅱ 3回生)

食物栄養学科3回生の授業、「臨床栄養学実習Ⅱ」を紹介します。

臨床栄養学実習Ⅱでは、4人グループで課題に取り組みます。
対象者を1名選び、身体計測や聞き取り調査から改善点を洗い出し、
栄養ケアプランを作成して保健指導を行っています。
秋学期終了までの約4か月間にわたって指導を行い、最終日には改善結果の報告を行います。
栄養管理計画の立案方法だけでなく、
対象者を経験することで計画・実施することの難しさをより実感できると思います。

身体計測では実際の現場でも使用されている、体成分分析装置InBody(インボディ)やインサーテープ等の計測機器を使用して、
栄養状態を評価することで、その活用方法についても学んでいます。

栄養管理については、糖尿病症例のアセスメントや脳梗塞症例の栄養管理計画書を作成して理解を深めています。

今後は糖尿病、高血圧症、脂質異常症、慢性膵炎など、様々な病態の栄養管理方法について確認し、
献立作成と調理実習を行っていきます。

「臨床栄養学実習Ⅱ」を通して、傷病者への栄養管理について学ぶとともに、
実際の管理栄養士業務について学生が考える機会を持つことができればいいなと思います。