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京都華頂大学

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【授業のひとコマ】食物栄養学科 実験・実習の紹介(栄養教育論実習Ⅱ 3回生)

栄養教育論実習Ⅱでは、個人を対象とした栄養教育の方法について学んでいます。

3人一組になり、対象者役・管理栄養士役・観察者に分かれてロールプレイングを行います。
対象者へは、妊婦や生活習慣病患者、高齢者など様々な方を想定し、
対象者の知識・意識等に合わせてフードモデルや料理カードなどの教材も用いて模擬栄養教育を行います。

今回は、生活習慣病の対象者を想定した初回指導のロールプレイングを行いました。

まずは対象者の基礎データ(検査値等)を確認し、情報を引き出すための質問事項を想定してからロールプレイング開始です!

検査結果から目的を説明し、24時間思い出し法を用いて普段の食事内容を確認していきます。
自炊なのか外食なのか、好みなど食環境の確認も行いながら、栄養評価と改善案を提案します。

最後に、目標を対象者と一緒に確認し、改善する意欲を把握して行動目標を決定します。

次回授業では、継続指導として同じ対象者の2週間後を想定したロールプレイングを行います。

個人を対象とした栄養教育では、対象者の健康・栄養状態と食行動・食環境等に関する情報を会話から引き出し、
それらを分析して教育・支援を行います。

これまでに学んだ幅広い知識とコミュニケーション能力が求められる奥が深い実習です。

秋学期も折り返し地点です・・・がんばっていきましょう!