京都華頂大学

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【授業のひとコマ】生活情報学科「デザイン論」


生活情報学科1回生の『デザイン論』をご紹介します!
デザイン論はグラフィックデザインを中心に、
色彩・タイポグラフィ・レイアウト・ブランドアイデンティティなど、
デザインを支える基本的な概念を学びます。
歴史的・社会的背景やデザイン思考の流れも踏まえながら、
ポスター制作やブランドイメージ企画などの演習を通じて、
論理的かつクリエイティブに「デザインする」力を養うことを目的としています。

第4回目のデザイン論のテーマは、【色彩論と配色計画-色の理論と感情表現-】です。

最初、3原色それぞれに「どんな感情や感覚イメージがあるか」を発言してもらい、
そのあと「なぜそう思うか?」が、体験や知識、記憶や文化によるものだという説明をしました。
たとえば「黄色=すっぱい」というイメージがある人がいますが、
それは「レモン」が媒介しています。

後半では「リラックス・元気・高級」の3つのイメージ色を各人でスライドに入れてもらい、個人差が大きいという体験もしました。

また、大阪・関西万博の、大屋根リングからの夕景の写真を見て、印象を考えました。
青空が残る写真よりも、空全体が黄色く影が濃く出ている写真の方が
「達成感」を感じるという、興味深い意見が出ました。

目的に合わせた効果的な配色ができるよう、様々な事例を見て学んでいきます!

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